開催概要
近年、フリーランス法・取適法の施行により、放送・広告・制作業界における取引適正化への対応が急務となっています。公正取引委員会によるフリーランス法に基づく勧告事案19件(法施行〜2026年8月26日の累計)のうち12件は放送業・広告業に集中しており、2025年12月には放送業・広告業を対象としたフリーランス法の集中調査も実施されました。「口頭発注」が慣習として根強く残る制作現場では、発注者・受注者の双方に見えないトラブルの火種が潜んでいるのが実情です。
本セミナーでは、公正取引委員会「特定受託事業者に係る取引の適正化に関する検討会」委員を務められた青山学院大学法学部教授・岡田直己氏をお招きします。競争法・経済法をご専門とし、芸能・クリエイティブ分野の取引適正化について研究・発信を重ねてこられた岡田氏に、事例も交えながら、制度の成り立ちから実務上の論点までを体系的に解説いただきます。
法令が求めるのは要件の明確化やスピーディーな支払管理ですが、実際の制作現場では、依頼の時点で仕様や納期が固まりきっていないまま、スピード感を優先して動き出さざるを得ないのが実情です。このジレンマこそが「口頭発注」という商慣習が無くならない背景にあり、委託・再委託が幾重にも重なる取引構造の中では、当事者自身がリスクに気づいていないケースも少なくありません。「制作」という不確実性とスピード感が求められる業務特性と法令遵守をどう両立させるべきか、法令を守れない企業の競争力はどうなっていくのか——実務に即した視点から議論します。
さらに、事前にお寄せいただいた質問の中から岡田氏に直接ご回答・解説いただくQ&Aセッションも実施予定です。
広告業・放送業・制作業を営む企業の経営者・法務・総務・経営企画ご担当の方は必見の内容です。ぜひこの機会にご参加ください。
- 事前質問は2026年9月9日(水)までにご提出ください。お申込み完了後にお送りするメールにアンケートフォームのURLを記載いたします。
開催日程
- 2026/09/16(水) 12:00-13:00
このような方におすすめ
- 広告・放送・制作業界で、フリーランスや外部パートナーへの発注を行う経営者・法務・総務のご担当者
- 「口頭発注」や仕様未確定のまま制作を進める商慣習に、法令面の不安を感じている経営者・法務担当の方
- フリーランス法・取適法への対応状況を、自社の契約書や発注実務と照らし合わせて見直したい方
- 委託・再委託が重なる取引構造の中で、自社が気づいていないリスクがないか確認したい方
プログラム
第1部:12:00〜12:40
クリエイティブ制作とフリーランス法・取適法対応〜不確実性と制作のスピード感にどう向き合うか〜

青山学院大学
法学部 教授
岡田 直己 氏
専門分野は経済法。公取委職員研修(独禁法)講師〔2019~2024年度〕、公取委「特定受託事業者に係る取引の適正化に関する検討会」委員。著書に『Q&A フリーランス法の解説』(三省堂、2025年)、『Q&A 取適法の解説』(三省堂、2026年)。フリーランス法に関する論文多数、シンポジウムも主催する。独禁法・取適法・フリーランス法に係る意見書作成など、行政対応や訴訟支援の実務連携も多い。
第2部:12:40〜12:50
Q&A

青山学院大学
法学部 教授
岡田 直己 氏
主催者より:12:50〜13:00
Lansmart by SmartHRのご紹介

株式会社CloudBrains
代表取締役CEO
眞壁 雅彦
大学卒業後、オプト(現デジタルホールディングス)に入社。モバイル広告本部長として年商40億円40名組織を統括。事業開発・投資部門を経て、2015年1月にGameWith入社。同年4月取締役COO就任。同社の人事担当役員時代、業務委託管理の煩雑さに非常に苦労した原体験から業務委託管理クラウド「Lansmart」のコンセプトを構想し、2019年に株式会社CloudBrainsを創業。2025年5月にSmartHRへ100%子会社としてグループイン。
注意事項
- 本イベントの対象者様以外、または同業他社様のお申込みについては、お断りさせていただく場合がございます。
- 本セミナーはオンラインで開催いたします。オフィス/リモートワーク先/ご自宅など、周囲の方のご迷惑にならない場所からご参加ください。
- メールアドレスに間違いがあった場合は、お手数をおかけいたしますが、改めてお申し込みいただきますようお願いいたします。
- お申込み時に記入いただきました氏名・メールアドレスはZoom Video Communicationsに共有され、自動的にお申込者様専用の視聴用URLを発行いたします。
- 当該URLを含め当日の参加方法は、お申込完了後、改めて当社からご案内します。
